
日本ではメリーチョコレートが最初に導入したとされるバレンタインデー。この日は女性から男性にチョコレートを贈るのが日本式ですが、アメリカでは恋人同士がチョコレートをはじめとするプチギフトやカードを贈り合ったり、職場や学校でチョコを配る人がいたり、そのスタイルは様々でした。
男性から女性へのプレゼントの代表格がクマのぬいぐるみです。この時期になると大小さまざまなクマのぬいぐるみが店頭に並んでいて、アメリカにいた頃はよく「いいなぁ欲しいなぁ」と見つめていました。ちなみに写真のぬいぐるみはそんな私の願いを叶えてくれた友人が、21才の誕生日にプレゼントしてくれたものです。2月生まれなのでちょうど誕生日の時期にバレンタインデーギフトがお店に並んでいて、お店で一番大きいクマさんをプレゼントしてくれました。足の裏がハートになっているのがお気に入りでした。
大きさが分かりやすいようにこんな写真も載せてみます。見ての通り酔っ払いです。アメリカは21才が飲酒解禁年齢なので、喜び勇んで飲んだ慣れないお酒で真っ赤になっています、笑。

アメリカのチョコレートは甘すぎるものが多く普段はあまり口にしませんでしたが、この時期に出てくる「ちょっといい」チョコレートは美味しいものもあり、自分用に買って楽しんだこともありました。
日本も時代とともにチョコレートを贈る側も贈られる側も変わって来た印象ですが、やはり「女性から男性に」というイメージが根強いと感じます。それが悪いとは言いませんが、もっと柔軟に「恋人たちの愛のイベント」を楽しんでもいいんじゃないの?男性から女性にアプローチする日であってもいいんじゃないの?とも思います。
そこで私からひとつ提案です。大きなクマさんとは言いませんが、男女を問わず、「ちょっといい」チョコレートにラブソングを添えて相手に愛を伝えてみるというのはいかがでしょうか。
特に英語のラブソングは日本語にはなかなか無いようなストレートかつ情熱的な表現で愛を歌ったものが多く、愛の告白にはもってこいだといつも思っています。歌詞をよく調べることで英語の勉強にもなりますし、とってもおすすめです。
そんな私イチオシの愛の歌をご紹介します。
Somewhere Out There / Linda Ronstadt and James Ingram
先日66才で亡くなられたジェームス・イングラムさんとリンダ・ロンシュタッドさんのデュエット曲。映画「アメリカ物語」の主題歌です。「今はまだ出会えていないけれどいつかきっと会える世界でたったひとりのあなた」という愛しい想いが込められた名曲です。
Can’t help falling in love / The Stylistics
元々はエルヴィス・プレスリーさんの曲ですが、スタイリスティクスのカバーバージョンが私のお気に入りです。スローな原曲とは異なり軽快なテンポが魅力的。”Take my hand, take my whole life too.(僕の手を取って。僕の人生ごと持って行って。)”このフレーズが特に好きで、こんな風に手を差し出されてみたいと聞く度にキュンとしています。
Nothing’s gonna change my love for you / George Benson
「君無しで生きて行きたくない」「どんなことがあっても君への愛は変わらない」情熱的に愛を歌い上げる、ジョージ・ベンソンさんの名曲です。”One thing you can be sure of,”の最後の”of”のところで音が上がるのとF音の響きのソフトさが最高に好きです。
That’s what friends are for / Dionne Warwick, Gladys Knight, Elton John and Stevie Wonder
これは男女の愛ではなく「いつでも頼ってね」というメッセージを込めた友情の歌です。言葉で伝えるのは照れくさい、でも大切な友達に気持ちを伝えたいという時に、友チョコに添えていかがでしょうか。
以上、一味違ったバレンタインデーの楽しみ方のご提案でした。それでは皆様...Have a Happy Valentine’s Day!!
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【About Erika】
職業:英語同時通訳者(個人/フリーランス)
現住所:東京
留学歴:3年(アメリカ)
特技:柔道(初段)、ピアノ(弾き語り)
趣味:料理、お菓子作り、食器屋巡り
楽しみ:正月の箱根駅伝、2か月に1度の大相撲観戦(テレビ)、年に数回の柔道国際・国内大会テレビ観戦、年に数回のブロードウェイミュージカル日本公演、不定期の札幌旅行