上達の秘訣は「自分で考えること」 - Think before you ask

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あけましておめでとうございます

旧年中は大変お世話になりました

今年もどうぞよろしくお願いいたします

 

 

 英語同時通訳者オンライン英語・通訳講師の山下えりかです。

 

 2021年、私は36才になる年女であると同時に本厄の年でもあります。女性の30代は10年のうち6年が厄年で、そのうち1年(32才)は一番大きい「大厄」ということで、31才の前厄の年から毎年欠かさず市内の神社に厄除けの御祈祷に行っています。(半分以上厄年なんて嫌になっちゃいますよね。)

 

 その効果かどうかは定かではありませんが、御祈祷に行き始めてからあまり悪いことは起こっておらず、むしろ良いことに恵まれています。31才の前厄の年には通訳の仕事量が劇的に増えて海外出張にも何度か行かせていただきました。大厄の32才の年には自著『初心者のための英語学習ガイド』の出版オファーをいただき、後厄の33才の年に同書が発売となりました。昨年35才の前厄は新型コロナで大変な年でしたが、これまで積み重ねてきた経験やノウハウが花開いた年でした。

 

 この経験から、私は「厄年」は「飛躍(ひやく)の年」だと思っています。実際厄年というのは昔から「大きな変化のある年」だと言われていますから、その変化が良い変化とうことも当然あり得るわけです。

 

 2021年の私の抱負は、本厄なので様々なことに細心の注意を払いながらも、攻める一年にして行くことです。

 

 それではそれぞれの目標に向かって英語学習や通訳訓練を継続されているオンライン講座の受講生やこのブログの読者の皆様に向けて、この記事で新年最初のエールを贈らせていただきたく思います。

 

 

✔ 自分で考えることの大切さ


 英語や通訳を学ぶ多くの人に私が一番伝えたいことは、「自分で考えることの大切さ」です。

 

 レッスンをやっていてよく耳にするのが「〇〇が良いと聞いたのでやっています」「良いと聞いたので〇〇をやっていましたが効果がわからずやめてしまいました」といった声です。

 

 通訳訓練についてはある程度やることが決まっていますが、英語学習に関しては実に多くの学習法やメソッドがあります。その中から自分にとって効果的な内容を選んで実践するのは大変なことです。それは理解しています。

 

 しかしこういった声を聞くたびに私が感じるのは、「自分で考える努力の欠如」または「目的意識の欠如」です。そして英語でも通訳でも上達のために不可欠なのが、この2つです。

 

 大切なのは「自分には何が必要なのか」そして「なぜそれをやるのか」を常に考えながら学習を進めることです。ここからはそのヒントをお伝えします。

 

 余談ですが通訳は常に瞬時の判断の繰り返しですから、「自分で考えて自分で判断する」ができなければ通訳はできません。この意味でも自分で考えることを習慣づけておくことが重要です。

 

 

✔ 自分で考え自分を知り更に考える


 「自分に何が必要か」を知るために必要なのは、「自分を知ること」です。まずは「自分は何が苦手なのか」や「なぜそれが苦手なのか」を考えましょう。

 

 例えば一口に「リスニングが苦手」と言ってもその原因は人それぞれです。単純に耳が英語の音をとらえられていない、語彙不足、文法・構文力不足、読解力不足、知識不足、等々... まずはその原因を探り、対策を立てましょう。この点については『通訳自主学習法スタディガイド』『TOEIC840からの実用英語スタディガイド』で詳しく解説しています。

 

 例えば私の場合、サイマルアカデミーで通訳訓練に最初からつまずいた際に自分のパフォーマンスをよく見直し、その原因を「知識不足、経験不足、読解力不足」と分析しました。

 

 

✔ 自分で考え目的意識を持って取り組む


 苦手の原因を突き止めたら、その苦手を克服するために必要な学習内容を考えます。

 

 先ほどのリスニングの例で考えると、英語の音が苦手ならフォニックスで基礎を固めたり、ニュース、ドラマ、映画、市販の教材などで英語を聞く機会を増やす必要がありますし、文法が苦手なら文法書練習したり中学・高校の教科書を学び直すなどの対策が必要でしょう。

 

 通訳訓練時代の私の問題点は先ほど挙げた通り「知識不足、経験不足、読解力不足」でしたから、対策は「知識不足はあらゆる媒体で知識に触れて何でも吸収する」「経験はこれから訓練を重ねながら積み上げて行く」「読解力は知識と訓練の積み重ねで伸ばして行く」という感じでした。これに加え、同時通訳訓練の準備として(同時通訳科に入る2年半前から)毎日シャドーイングをすると決めてこれを日課にしていました。

 

 どのような内容の学習であれ絶対にやってはいけないことは「なんとなくやる」です。「この力をつけたいからこれをやる」というはっきりとした目的意識を持ってやることこそが効果と効率を上げますし、モチベーションの維持にもつながります。

 

 

✔ Think before you ask.


 「まずは自分で考える」が大切なのはこれまで説明した通りですが、だからと言って経験者のアドバイスを求めるのが悪いと言っているのではありません。自分の目標を先に達成している誰かの話は参考になりますし、それを参考に次の取り組み方を考えるのも良いでしょう。

 

 私自身、通訳訓練時代には先生方や先輩方のご著書を読み参考にしました。また開講中のオンライン講座でも、英語レベルチェック&学習アドバイスや通訳スキルチェック&学習アドバイスという形でまた毎回のレッスンで、受講生のパフォーマンスの分析と学習内容の提案をしています。

 

 大切なのは「経験者に相談して自分の方針を決めてもらう」のではなく「自分で考える上での参考にするためにアドバイスを聞く」という姿勢です。

 

 質問をする時にも、まずは自分で考えることが重要です。また「どうしたら良いですか」という漠然とした質問ではなく、「自分はこう思うのですがアドバイスいただけますか」の方がより具体的で明確な答えが返ってくることでしょう。

 

 

✔ おわりに


 2021年も引き続きこのブログで様々な情報を共有し交流を広げて行けましたら幸いです。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

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【About Erika】

職業:英語同時通訳者(個人/フリーランス)

現住所:東京

留学歴:3年(アメリカ)

特技:柔道(初段)、ピアノ(弾き語り)

趣味:料理、お菓子作り、食器屋巡り

楽しみ:正月の箱根駅伝、2か月に1度の大相撲観戦(テレビ)、年に数回の柔道国際・国内大会テレビ観戦、年に数回のブロードウェイミュージカル日本公演、不定期の札幌旅行